低迷する男子レギュラーツアーを尻目に人気を伸ばしているのがシニアツアー。試合数は2010年に10だったのが、今季は13に増加。好調の秘密は?
青木がラウンドレポーターとして盛り上げに一役
タレントも出場して大会を盛り上げた。上は渡辺裕之(78位タイ)。下は栗田貫一(89位タイ)
5月開催のキョウラクシニアには午前6時にもかかわらず数千人のギャラリーが押しかけていた。お目当てはお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」のイベント。7時30分からわずか20分間の早朝イベントだが立ち見が困難なほどの観客が集まった。
8月に開催されたファンケルシニアは、例年多くのギャラリーを集める大会として知られるが、スキンケア、血管チェック、ドリンクサービスといった同社ならではの"おもてなし"が集客力になっているのは間違いなく、各試合の工夫が光るのがシニアツアーの特徴。
9月1週目のアルファクラブカップで優勝した崎山武志は「主催者さんが一生懸命ファンサービスしているので、プロもそれに応えようとしているからシニアの雰囲気がよくなってきているのだと思います。倉本(昌弘)会長は試合中でもサインに応じていますが、ほかのプロも気軽にサインしています」と話す。
同カップに出場していた青山薫も「ギャラリーから『シニアっていいよな』という声をよく聞きました」という。
同カップはローカルのとちぎテレビとBS日テレで放映され、レポーターは腰痛で出場できない青木功が務めた。
「地上波全国ネットでもない試合のレポーターを青木さんがやるなんて本当に珍しいですよ。そういうところにもシニアが一丸になって盛り上げていこうとしている姿勢がうかがえます」と青山は指摘する。
また2日間の競技もツアーと認め賞金ランクに加算されるようになったのも大きいと青山は指摘する。
「ただ賞金をもらうだけではなくて、ランクに加算されたほうが選手もやり甲斐があるし、新しいスポンサーも入りやすいですからね」というのだ。
試合数減にあえぐレギュラーツアーも見習うべきものがあるはずだ。
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