ブリヂストンスポーツから9日に新ボール「ジョーカー」が発売された。先月のシニアツアーで倉本昌弘が使用し、早々に優勝したことでも話題だ。
"しっかりした手応え"と"高初速"を追求した新ボール
メーカーが"飛距離特化タイプ"とカテゴライズする、高めの弾道でボール初速が高まる設計。それに加えてウレタンカバーを採用し、アプローチでのスピン性能もプロが使用できる高いレベルにあるのが特徴だ。
ここ1、2年、ディスタンス系ボールでありながら、ウレタンカバーを採用して、スピン系ボールのようなアプローチ性能を持つ、いわゆる「第三のボール」が多く登場した。テーラーメイド「グローレDS」、キャロウェイ「クロームソフト」、ダンロップ「ゼクシオ エアロスピン」などがそうだが、「ジョーカー」は硬いコンプレッションで、しっかりした打感に特徴がある。さらに「これまでの多くのボールが低スピン化を目指していましたが『ジョーカー』は、すでに適正なバックスピンのゴルファーがボール初速をアップするよう開発しています」(ブリヂストンスポーツ ボール商品企画部 宮川直之氏)。
ギアに詳しい永井延宏プロは「アプローチではディスタンス系のように高く上がらず、出球が低く抑えられます。硬めのコアは距離のコントロールがしやすいですね」とコントロール性を評価する。スピンが少なめのゴルファーは好結果が期待できそうだ。
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