何かと話題のドナルド・トランプがゴルフについて、またまた語った。
メキシコ人不法入国者に対する「彼らは麻薬と犯罪を持ち込んでくる。彼らはレーピストだ」という発言で、ゴルフ界から総スカンをくらったトランプ。そのために、トランプ所有のゴルフコースで10月に開催予定だったPGAグランドスラムが中止になったのは弊誌でも既報のとおり。しかし、本人は「ゴルフ界の反応は当然のことで、ほかと比べるとマイルドで、ゴルフ界のリーダーたちは、理解していると思う。大げさに話したからね。でも(私の言いたいことは)間違っていないし、実際共和党の候補者のトップになったことは、皆の支持の証明だ」とトーンは落としているもののあくまで強気だ。
オバマ大統領に関しては、「よくゴルフしているが、もっとアメリカのためになる人間とゴルフをすべきだ。ゴルフは人間関係を築くことができるので、共和党の指導者や海外のリーダーたちとプレーすべき」と語っている。
同じニューヨークにいるクリントン元大統領とは、何度かゴルフをしているようだが、あまり好みではないらしく「私とは違うゴルフをしている。ミスショットをすると、そこには行かず、すぐにドロップするんだ。でも、スコアをごまかしたりはしない」とか。
自身のゴルフは「歳をとってうまくなっている」といい、もし大統領になっても「いいリフレッシュになるはず」と、大統領になってもラウンド数は減らさないという"アイゼンハワー式"らしい。
ニューヨークの不動産王といわれるトランプ。彼が開発した不動産は、成り金趣味ともいわれるが、ゴルフコースに関しては、その評価は高い。ゴルフ場チェーンのオーナーが、大統領になるというのは、ゴルフ界にとっては悪くないかもしれないが……。
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