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週刊ゴルフダイジェスト 2015/11/3号

2015/10/27更新

「メジャーに勝って、五輪に出たい！」
リッキー日本で語る

　米ツアー屈指の人気選手で、日本人の血を引き「ユタカ」のミドルネームを持つリッキー・ファウラーが来日。インタビューに答えた。

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── 今年は米ツアーで２勝、欧州ツアーで１勝。どんなシーズンだったと思いますか。

　とにかく勝つということを目標にしていたので、その目標が達成できて、すごく満足しています。約２年に渡って取り組んできたこと（ブッチ・ハーモンとのスウィング修正）が、形になっているという実感も得られました。

── １７５センチと決して大柄ではないのに、３００ヤードの飛距離を出せる秘密は？　

　ブッチのおかげで以前よりも効率よく飛ばせる振り方が身についたからだと思います。

── 米ツアーでプレーする松山英樹と石川遼について、どう思いますか。　

　松山は、ショット力が高いのが武器ですね。間違いなくツアーでもトップクラスでしょう。遼は以前、マキロイと３人で＂３Ｒ＂と呼ばれていました。ツアーに来た頃に比べると、確実にいいゴルフをしているし、もう少し自信を取り戻すことができれば、来季は活躍すると思います。

── かつて、モトクロスのライダーだったことは有名ですが、その経験は役立っていますか。

　決断力という点では、モトクロスの経験が生きていると思います。難しい局面ほど、素早く意思決定することがゴルフでも必要ですから。

── 来季の目標は？

　メジャーに勝つことです。昨年はメジャーでいい成績（４つのメジャーすべてでトップ５）が残せたことで、自分にもそのチャンスがあるという確信が得られました。

── ４つのうち、どれにいちばん勝ちたいですか。

　どれでもいいから勝ちたいですよ（笑）。それに、もし来季メジャーに勝つことができたら、オリンピックの舞台に立てる可能性も高くなるでしょうからね。