週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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ライダーカップタイガーは
選手？　副主将？

　今週のシーズン開幕戦、フライズドットコムに出場する予定だったタイガー・ウッズ。しかし、実は先の９月中旬に、腰の手術をしており、年内の出場はすべてキャンセル。そんなタイガーに新たな話題が……。

　タイガー自身は、来年の初め頃に試合には戻ってきたいと語っている。手術は、以前に行ったものと同じような箇所で、内視鏡手術で椎間板の一部を切除するというもの。

「完全に回復することができるといわれている」と本人は語っているが、ここにきての再手術。せっかく先のウィンダム選手権でトップ10入りを果たし、調子を上げてきたところなのに、これでまたスウィングを取り戻すのに時間がかかりそうだ。もっとも、すでにウィンダムでは、腰の痛みや違和感があったという。それでもトップ10に入ったうえ、手術も簡単なものだということだから、意外に早く強いタイガーが復活するという期待の声もないではない。

　いずれにせよ、現在、タイガーの世界ランキングは３１１位。よほど頑張らないと来年のオリンピックどころか、ライダーカップにも選手としては出場できない。

　しかし、来年のライダーカップのアメリカチームのキャプテン、デービス・ラブⅢは、「もしタイガーが年間を通して健康なら問題はない」とし、12名のアメリカチーム入りはできると信じているようだ。要はタイガーの健康次第ということなのだが、ラブとしては、いずれタイガーはライダーカップのキャプテンになるのだから、もしチーム入りができないのなら副主将として参加してほしいというオファーを出している。これに対して、タイガーは、選手として出場できない場合に限って、という条件をつけて同意したとか。

　つまり、タイガー本人は、まだまだやる気で、一年後には少なくともアメリカ人ゴルファーのトップ12くらいには入るつもりでいるようだ。

　この12月30日には不惑の40歳になるタイガー。もう、スウィングに迷うことはなくなる？

　
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