大リーグ、サンディエゴ・パドレスの本拠地、ペトコパーク球場が9ホールのゴルフコースに"変身"するという。どういうことだろう?
これは同球場とキャロウェイゴルフがコラボして、大リーグオフ期間の一部(11月5~8日)を利用し、球場を9ホールのグリーンに見立てピンを立て、観客席のあちこちにティグラウンドを設置し、そこから打たせようというアトラクション。ファンを募って楽しんでもらおうという試みだ。
プレーフィはツーサムで100ドル。駐車場代、軽食、飲料、球場の帽子代などを含んでいる。また、プレミアムチケットもあり、ツーサムが400ドル(クラブと観戦チケット代を含む)。国民的スポーツであるベースボールとゴルフをミックスして、どちらのファン層も拡大に一役買おうという算段である。
パドレスといえば、サンディエゴ出身であるフィル・ミケルソンが大のひいきチームで知られる。投手として3Aの入団テストも受けたことのあるミケルソンは一時期、同チームの買収に「いい投資の機会でもあるし、サンディエゴのコミュニティにとってもいいと思う」と語ったことでも話題になった。
日本では国立競技場がかつて経営難のため、ゴルフ練習場になっていたことを知る人は少ない。これからも球場やサッカー場などファン層拡大のため、やってみるに損はないだろうと思われるが……。
【関連記事】こちらも注目です!
2003年 関西のゴルフ場では、阪神タイガースの快進撃に便乗、集客UP狙う“応援企画”続々
2015/09/08 オコエ瑠偉は「野球よりゴルフが難しいっす」
2014/05/27 メジャー初制覇の成田美寿々のオフは"プロ野球トレーニング"
一覧へ戻る
|