アマチュアの永井花奈が米女子ツアーのセカンドQTを64位で通過し、12月のファイナルに進んだ。韓国のセカンドQTへの進出も決めており、結果次第で日・米・韓の選択に迷うことになりそうだ。
米・韓のQTを受験したのは父親の利明さんの考えから。
「日本のプロテストは18歳以上の規定があり、高校卒業後7月末の最終テストまで4カ月のブランクが生じます。卒入学時期とリンクしない日本のQT時期に疑問を抱き、合格したら海外でプロとしてスタートさせるつもりでした」と利明さん。しかし米国のQTを経験し、高卒後の4カ月は『選択猶予期間』と考えるようになったとか。「QTの雰囲気は重いと聞いていたが、実際は割とゆったりで切羽詰まった感じはない。逆に、日本で卒業後にすぐプロテストとなると『重く』なるだろうから、この猶予期間で海外の経験を積めるのは良かった」(利明さん)。帯同した小野寺誠コーチも「ショットは十分通用した。小技のバリエーションとグリーンに慣れれば米国で通用することが証明できた」という。本人は「米ツアーに通っても、日本でやりたいのでプロテストは受けたい。韓国もあるし最終的にどうなるかわからない」とのこと。
日本のテストを前に海外で経験を積む〝花奈パターン〟は今後広がるかも。
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