2度目の賞金王獲得に独走状態のキム・キョンテと、初の賞金女王戴冠が目前のイ・ボミ。年齢はキョンテが2歳上だが、意外にも共通点は多い。
賞金王・女王ロードを突っ走るボミとキョンテ
たとえば出身地だ。ともに韓国・江カンウォンド原道出身。江原道は風光明媚な景勝地が多く、雪も多いことから日本の長野県にも例えられる。その江原道の東北部の日本海に面した街・束草市にあるハンソン・ゴルフ練習場で、ふたりはジュニア時代にともに練習する仲だった。
また、韓国アマゴルフ界のエリートが集う国家代表でも接点がある。キョンテは高校2年の2003年から大学2年の06年まで国家代表として活躍し、ボミは高校3年だった06年に国家代表常備軍入り。ボミにとってキョンテは「憧れの先輩」という存在だったという。
ただ、今ではキョンテがボミをライバルとして意識。マイナビABCの優勝会見で「ライバルはイ・ボミです」と話して話題になった。獲得賞金総額での勝負に意欲を見せ、ボミも「キョンテさんに負けないように頑張ります」と女子ツアー初の2億円突破を固く誓った。
ちなみにキョンテは現在、ソウル近郊の京畿道水スウォン原市に自宅を構えるが、同市の中心地である霊通区にはイ・ボミが家族に運営を任している300坪規模のスクリーンゴルフ場がある。
ABCの優勝会見でキョンテは「イ・ボミ所有のビルに入っている銀行に行っています」とおどけたが、もしかしたらスクリーンゴルフも楽しんでいるのかも!?
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