ナイキから、グリップ内に挿入されたウェートを移動できる「メソッド コンバージ カウンターフレックスパター」が11月27日に発売になる。パターも調整機能つきが当たり前になる?
昨年発売されたテーラーメイドの「アークワン」のように、グリップの重量を重くしたカウンターバランスのパターはいくつも存在するが、このパターはグリップ内に設置された75グラムのウェートをグリップの内部で移動できるのが特徴。ウェート位置がグリップエンド側にあるほど、ヘッドが軽く感じられるようになる。
ここ数年、調整機能を備えたパターが増えてきており、ピンではプロにも使用者の多い「ケーデンスTR」が長さの調整機能つき。身長、手の長さや目の位置、ストロークのスタイルに合わせて長さを調整できる。先月に発売のオデッセイの「ワークスクルーザーパター」は、ソールに2箇所のウェートがつくほか、グリップエンドにも3種類のウェートが装着できる。ソールのウェートを変えると、ストロークでのフェースの開閉度合いが変わり、グリップエンドのウェートは持った感じの重さが変わる。変更用のウェートキットが付属しており、調子やグリーンの状態によって調整可能だ。
「グリップ内にウェートを入れるチューンナップは以前からありましたが、ウェート位置や重量が変更できるようになってより洗練されてきました。パターはヘッド重量がもっとも重く、グリップ側を重くすると確実にストロークが安定する。ナイキのパターはウェート位置の移動で操作感をよりコントロールできるので、距離感を出しやすくできそう」とクラブフィッターの鹿又芳典氏。パターをいくつも替えるよりおトクかも?
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