服部道子がアニカ・ソレンスタムとともにアメリカで"殿堂"入りすることになった。
テキサス大学時代の服部
ただ、この殿堂は青木功や樋口久子が入っている「ゴルフ殿堂」とは違い、アメリカの女性ゴルフコーチ協会(WGCA)による"名誉の殿堂"だ。
テキサス大出身の服部だが、今回の殿堂入りは1985年、16歳での全米女子アマの優勝、翌86年の全米女子アマ、女子ジュニアでの同一年のメダリスト、さらに大学時代の10勝などが評価されてのもの。服部は、89年にはこの協会の年間最優秀プレーヤーにも選ばれている。
91年に同賞に選ばれたのはアリゾナ大学にいたアニカ・ソレンスタム。WGCAは大学の女子ゴルフの女性コーチの団体なので、殿堂入りの人選はアマチュア時代、とくに大学時代の成績を重視しているようだ。
ちなみに、アニカは大学時代に7勝。一方、服部は10勝しているうえ、参戦40試合中、38試合でトップ10に入るという成績を収めており、大学時代で比べればアニカよりも上。
世界ゴルフ殿堂入りの条件の「ツアー25勝以上」には届かないが、女子プロゴルフの数々の歴史を書き換えたアニカと共に65番、66番目のメンバーになったのは特筆すべき出来事といえるだろう。
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