先週の豪州ツアー戦、メルボルン郊外で開催された豪州マスターズは今年からユニクロがタイトルスポンサーとなり「ユニクロマスターズ」として開催された。
同社はアダム・スコットのスポンサーとして知られるが、今回はその彼が"橋渡し役"となった。
豪州ツアーも夏を迎える今がシーズンの大詰め。先週の豪州マスターズから同オープン、同PGA選手権と3週連続でビッグネームが多数出場するメジャー大会が続く。
そのなかで1979年に始まった豪州マスターズは歴代チャンピオンに、6回優勝のグレッグ・ノーマンをはじめ、タイガー・ウッズ、ジャスティン・ローズ、コリン・モンゴメリーといったトッププロが並ぶ権威ある大会。スコットも2012年、13年と連続優勝を果たしている。
その大会に今年、ユニクロの冠がついたのだ。
「アダム・スコット選手と契約して以来、何か同国(豪州)に貢献できないかと模索しておりました。とりわけメルボルンは、昨年豪州初の店舗を開店した街なので貢献を考えていました。そんな折、スコット選手がこの大会に出場するとのことで、協賛のお話をいただいたのでお引き受けしました」(ユニクロ広報)
同社は、豪州に7店舗(10月31日現在)を構え、さらなる出店を図っている。そのプロモーションには絶好の機会だったのだろう。
しかし、世界的ブランドとなった同社には、これを機に国内ゴルフにも目を向けてもらいたいところ。だが、残念ながら目下そうした予定はないとのこと。ゴルフ関連では、先週、やはりスコットが新たに提案する、ゴルフのスタイルブック的なコンテンツが同社オンラインサイトに公開された。当面、ゴルフのジャンルはスコットを軸に展開されるのだろう。
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