もうすぐワールドカップ……ってフットゴルフのお話ですが
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/12/22号
2015/12/15更新

もうすぐワールドカップ
……ってフットゴルフのお話ですが

 2016年1月5日からW杯が開催される……と聞いて「何の?」と思う人もいるだろう。答えは「フットゴルフ」である。

池越えもあり、カップの大きさはゴルフボール(カップ内の中央)と比べると一目瞭然

 フットゴルフとは、ゴルフ場を使って行われるもので、ボールは普通のサッカーボールを使用。自分のボールとわかるようにマークをつけておく。カップの大きさは約53センチ。ルールはほぼゴルフと同じで、少ない打数でカップインすればいいというもの。

 "ドレスコード"があるというのもゴルフと似ている。フットゴルフでは、帽子をかぶり、襟つきのシャツ、ヒザの隠れるパンツに長いストッキングをはく。芝を傷めないインドアサッカーの靴を使用する。

 日本フットゴルフ協会理事・田村一人さんに聞くと、「欧米で4~5年前から認知度が上がった競技。ファッションもアーガイル柄をモチーフにした服装がメインで、キャスケット帽をかぶる『クラシックスタイル』。『おしゃれにやりたい』という精神がありますね」とのこと。

 話はワールドカップに戻る。

 選抜メンバーには元Jリーガーで浦和レッズに所属していた、堀之内聖氏も選ばれている。元Jリーガーのパワーは有利だろうと思うがこの競技、そうともいえないそう。

 「カップに近づくほどメンタルとか、ゴルフに近い要素が大きくなります。パワーよりも、いかにコントロールして蹴るかです。だから、スポーツにあまり馴染みのない人にでも楽しんでいただける競技だと思います」(田村さん)

 「やってみたい」という人は、栃木県のケントスGC、兵庫県・アイランドGR三田SOUTHコース、静岡県・富士の杜GCの3カ所でできる。ケントスGCに聞いてみると「12月の土曜はすべて予約が入っています」というほどの人気ぶりなのだ。

 ラグビーも、代表の活躍によって人気が出た。ならば、フットゴルフもW杯の成績次第で"ブレイク"することがあるかも?

 
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