10月下旬に発売されたヤマハのドライバー「RMX(リミックス)」が好調だ。ヘッドとシャフトを別売りするというコンセプトが特徴のモデルだが、4代目となる今モデルでは、ヘッド単体で購入するゴルファーが増えているという。
ヘッド単品買いトレンドを引っぱる「RMX」
一般的にはヘッドとシャフトが組み上がっている状態で購入するが、「RMX」は、ヘッドまたはシャフトだけで購入したゴルファーが昨年モデルより2割増えたという。さらに、シャフト単品で購入されるよりも、ヘッド単品で購入する数のほうが多いのが特徴だ。ヘッド単品を購入したのは、昨年までのモデルを購入し、すでに自分が持っているシャフトを新モデルのヘッドで使いたいゴルファーだ。
「既に自分に合っているシャフトをお持ちでそのまま使いたい方も、新しいシャフトを試したい方にも別売りは好評です。既に購入したシャフトを新しいモデルでも使えることで"親切なメーカー"という印象も持たれるようです。マッチしたシャフトだと打点が揃い、方向性が良くなります」(コトブキゴルフ ワールド館 深町健氏)とは取り扱うショップからの声。
今年、ブリヂストンスポーツの「J015」やプロギアの「RS ツアー」のように、認定ショップのみで展開するヘッド単品モデルが発売されており、マルマンではゴルフ工房向けに「コンダクター」ブランドのパーツ販売を行っている。これらは上級者向けモデルだが、「RMX」の好調を見ると、アベレージ層でも単品販売のニーズは少なくないようだ。今後、単品販売を追随する他のメーカーが現れるか注目されるところだ。
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