2015年は13試合だったシニアツアー。しかし、振り返れば09年はたった6試合だったのだ。16年はさらに2試合が増える予定。徐々に活況を呈し始めた理由は何だろう?
倉本昌弘が15年にPGA会長となってから、さまざまなゴルフ振興策を打ち出しているが、シニアツアー勧誘もその1つ。自らスポンサー探しに奔走している。
「シニアの試合はプロアマ開催に汎用性があるということですね。企業によっては、日曜日にプロアマをやって参加者に平日にゴルフをやる後ろめたさを感じさせない工夫をする。2回やるところもあります。プロアマは企業によって営業のための先兵ですから、それを手厚く運営していれば、開催先も増えてくるはずです」(ゴルフジャーナリスト・三田村昌鳳氏)
汎用性があるからか、シニアツアーのスポンサーには一部上場有名企業も多い。コマツしかり、住友商事、富士フイルムしかり。住商では住友グループ経営者の親睦も兼ねたプロアマが好評で、13 年に初めて日本シニアプロを開催後、3年の延長を契約したほどだ。さらにその延長もとPGAは攻勢をかけ、手応えは十分という。さらにファンケルのように企業自体の努力により、入場者が年々増えている大会もある。
コース側の奮闘で入場者新記録を達成したのは日本シニアオープンを開催した白山ヴレッジ。大会開催3年前から入場券発売に力を注ぎ、遠隔地にもかかわらず、4日間で1万3849人のギャラリーを入場させた。
選手層も厚くなってきている。これまでは"室田淳対みんな"の図式が、15年度は崎山武志の活躍などで"みんな"の層が厚くなっているというわけだ。16年には強豪、プラヤド・マークセン(タイ)の参入で戦々恐々している日本の選手は多い。ほかにも鈴木亨、川岸良兼と多士済々。
PGA関係者は「2017来年は18試合に」と鼻息は荒い。
シニアを盛り上げた面々
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