2015年のタイガー、本業については前年に引き続き良いところがなかった。
いまは眠れるタイガー。2016年はどうなる?
14年末は32位だった世界ランクは、12月16日現在400位台まで落ち込んでしまっている。
14年のマスターズ直前の3月末に腰の手術をし、その年は7試合、15年は11試合だけ。しかも過去2年間でトップ10入りの成績を残したのは、15年8月のウインダム選手権の10位タイだけ。
しかし、この試合では最終日まで上位にいたことからアメリカでのテレビ視聴率が跳ね上がり、人気という点では、タイガーの健在ぶりを印象づけている。
その人気と知名度から、プライベートでは、数々の話題を振りまいた。5月に3年間付き合っていたスキーヤーのリンゼイ・ボンと別れたことが報じられているが、ボンは、自身の離婚後すぐにタイガーと付き合い始めたことについて「失敗だった」と語った。11月にはタイガーの元キャディ、スティーブ・ウィリアムズが暴露本を出版。当時を「タイガーの奴隷のようだった」と語り、タイガーを落ち込ませている。
その間タイガーはどうしていたのかというと、8月にフロリダの自宅近くにスポーツカフェをオープンさせ、11月には、テキサスヒューストン近くで、自身の設計コースをアメリカでは初めてオープンさせている。とはいうものの、9月16日には再度の腰の手術を行い、10月末には3度目の手術。もともと「二人の子どものために、トーナメント以外には、旅行で自宅を離れることがなかった」というタイガーだが、実際、この2カ月はほとんどベッドのなかだという。
12月30日に40歳のタイガー。まだまだ迷いが多そうだ。
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