2015年もさまざまな自然災害が発生し、影響を受けたゴルフ場も多かった。
なかでも、9月9日~11日にかけて関東北部から東北南部の広い範囲に記録的な大雨をもたらした「関東・東北豪雨」は多くのゴルフ場に大きな被害を及ぼした。栃木県鹿沼市のディアレイクCCはクラブハウスの停電やコースへの土砂流入、カート路の崩壊などによって営業がストップ。被害が予想より大きく復旧に時間がかかっていたが、12月26日、約3カ月ぶりに営業再開。9ホールを2回回るスタイルだが、平日3900円、土日祝日5900円とお得な料金設定に。クローズ中も通常のメンテナンスを行っているため、コンディションは抜群という。当面はアウトコースのみながら16年3月には全面営業の予定だ。
また、ゴールデンウィークのベストシーズンに世間をにぎわせたのが箱根山の火山活動の活発化だった。箱根山周辺には箱根CC、富士屋ホテル仙石GC、大箱根CC、箱根湖畔GCなどゴルフ場が多いエリアだけに心配されたが、各ゴルフ場とも若干のキャンセルが出ただけで大きな混乱はなし。一時は警戒レベル2に引き上げられた気象庁の噴火警戒レベルも現在では通常レベルに戻っており、もちろんコースも通常営業している。
【関連記事】こちらも注目です!
2015/10/06 記録的豪雨でゴルフ場のクローズ……復旧は急ピッチ
2015/05/27 箱根山の火山活動活発化。ベストシーズン、ゴルフ場に影響は……
一覧へ戻る
|