先月、ナイキの公式オンラインストアで限定販売された「レジン★プロトボール」が、販売開始からわずか数十秒で完売した。
既にローリー・マキロイが実戦投入し、欧州ツアー最終戦・ツアー選手権ドバイで優勝した際にも使用していた。
「もっと軟らかく」というリクエストで作られた同ボールは、マキロイも「ボール初速はそのままでトータル飛距離が伸びた」とコメント。
ナイキは昨年1月、オンラインストアで「MMプロトアイアン」を40セット限定で販売。さらに4月には「メソッドプロトタイプ006パター」を限定90本で販売し、両モデルとも即完売している。マキロイなどの契約プロが試合で使っているプロトタイプを購入できるというのが人気の理由。あえて限定販売することで、話題作りをしたいというメーカーの思惑も伺える。
他メーカーでも4月にバッバ・ワトソン仕様の「G30ドライバー ピンク色バージョン」を世界限定5000本で発売したピンや、名器と評価の高い「TN︲87」を予約注文というかたちで300セット限定販売したミズノなど、数量を限定して販売する戦略を取ったモデルは話題性が高まったことで、売れ行きも好調だという。
ナイキは今回販売された「レジン★プロトボール」と同性能の新製品を2月に発売予定という。
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