新年早々縁起の良いニュースがアメリカから飛び込んできた。
1月3日、ニューヨークの不動産会社で働く73歳のマージェリー・へーダーさんが、フロリダに旅行中、なんと1ラウンドに2度のホールインワンを達成したというのだ。
「ホールインワンを1回出すだけでも大興奮なのに、2回も出るなんて、誰も信じてくれないわ」と語るヘーダーさんだが、驚くのはこれだけでない。ドナルド・ロス設計のグラナダGCの164ヤードの5番ホールと112ヤードの7番ホールで、なんと両ホールともにドライバーで打ってのエース。
「7番ホールは短いけれど、打ち上げのホールで、風も考慮して、ドライバーを選んだ」とか。ゴルフを始めてわずか3年だそうで、まさに"70歳からの手習い"。HCも30以上という。
アマチュアの中・上級者が、ホールインワンを出す確率は、およそ2000ラウンドに1回とされる。それが、1ラウンドに2回となると、2000の2乗で400万ラウンドに1回の確率となる。
プロの世界では、2012年に宮里優作がレノタホオープンで1ラウンドに2度のエースを記録しているが、米ツアーによれば、プロ選手によるトーナメント記録では、これが初めてとか。にもかかわらず、昨年はブライアン・ハーマンが8月末のバークレイの最終日に2度のホールインワンを出すと、5月の欧州ツアーBMWでは1試合に5つのエースを量産。出した選手の一人、A・ヒメネスは前週にもエースを決めており、2週連続というレアぶり。まさしくホールインワンの当たり年だった2015年。今年もブームは続くかも?
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