試合3日目に予選落ち、セカンドカットが必要な理由
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/02/09号
2016/02/02更新

試合3日目に予選落ち、
セカンドカットが必要な理由

 石川遼の米ツアーでの初陣はソニーオープン。2日目を終えて66位で3日目に進んだのだが、まさかの"セカンドカット"であえなく予選落ち。そもそもセカンドカットってどういうこと?

 米ツアーでは2日目で70位タイを予選カットの順位としているが、同大会2日目は66位から22人もタイがいて、予選カットは87位までとなった。この場合は3日目でも70位タイまでの予選カットを行う。これがセカンドカットだ。

 「ハワイは別にしても決勝ラウンドで3人なり、2人なりで回る場合、どうしても日没ということを考えなければなりません。優勝争いしている最終に近い組が日没のためサスペンデッドになるなんて、何のためにトーナメントやっているのかわからなくなりますからね。そのための措置がセカンドカットというわけです」(テレビ解説者・佐渡充高氏)

 石川は粘って22人のタイグループにはいったが、3日目は4バーディ、7ボギーの「73」で84位タイとなってブービーに沈んだ。

 同じ2日目の66位タイ組でも、マット・クーチャー、ハロルド・バーナーは追い込んで、ともに13位に食い込んだ。

 石川の次戦は、今週のファーマーズインシュランス。ぜひこんな粘りを期待したいものだ。

 
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