クラブ界のMファミリーって何だ?「G」と「Z」も調べてみた
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/02/16号
2016/02/09更新

クラブ界のMファミリーって何だ?
「G」と「Z」も調べてみた

 12月に発売され、カーボン素材をクラウンに使用したことで話題となっているテーラーメイドの「M1」だが、早くも兄弟モデルの「M2」が発表された。3月11日に発売になるという。

Mファミリーの兄「M1」(左)と弟「M2」

 構えてみると、「M1」に瓜二つのカーボンクラウンが特徴の「M2」だが、ウェートがスライドする「Tトラックシステム」をなくし、その分の重量の多くを周辺配分して、「M1」に比べてより大きなスウィートエリアを持つところが特徴だ。価格も「M1」に比べて、9000円ほど安くなり、テーラーメイドではこの二つのモデルを「M」ファミリーとして、展開していくという。

 ちなみにこの「M」とは、"マルチマテリアル"の頭文字。文字どおり、カーボンを採用した複合素材のクラブという意味のようだ。将来的に「M」ファミリーには、カーボン以外の複合素材のクラブが登場するかもしれない。

 アルファベット一文字のブランドといえば、最近、新モデルが発表になったピン「Gシリーズ」も有名。この「G」は、ジェネレーションの頭文字で、初代モデル「G2」には、次世代のクラブという意味が込められている。同社の「i」シリーズは、過去のモデル「EYE」アイアンが由来だという。スリクソンの「Z」シリーズは、アルファベットの最後の文字であるZ から、究極という意味を持っている。「R7」以来、歴代のモデルが人気だったテーラーメイドの「R」シリーズは、regulation(=レギュレーション ※標準の) が由来。新製品の「M」ファミリーが、「R」に変わる新たな"標準"になるのか注目だ。

 
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