週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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松山がパワーランク１位……って
そもそも何の順位なの？

　米ツアーの公式サイトでは、試合ごとに優勝候補を有力順に10～20番手までリストアップした「パワーランキングス（ＰＲ）」を発表している。先週のノーザントラストで松山英樹が初めてその筆頭に挙げられ、ファンの間で話題になったが、そもそもこのパワーランクとは？

ランク1位は僕ですよ！

　パワーランクとは、実は米ツアーがネット上で実施している「ファンタジーゲーム」のための、一種の「予想屋サービス」。ファンタジーはアメリカではゴルフに限らず、各プロスポーツを対象に、多くのメディアや専門業者が行うポイントゲーム（ギャンブルの場合もある）。ＰＧＡツアーのファンタジーは、登録したファンが試合ごとに６選手をピックアップ。その選手のスコアはもちろん、ドライバーやアプローチなどの各分野の成績がポイント化され、その獲得ポイントをシーズンを通して競い合う趣向のゲーム。

　ＰＧＡツアーは、スタッフライターのロブ・ボルトン氏が週ごとに全選手の現在の実力をランクづけ。その上位をＰＲとして紹介しているのだ。松山は先週初めて優勝候補の一番手とされたが、ボルトン氏は開幕前に発表した今季のＰＲで松山をスピース、マキロイ、デイ、Ｄ・ジョンソンに次ぐ５番手に挙げている。

　「あらゆる面において高評価をしないわけにはいかない。今季はさらに勝つだろう」し、今後もしばしば優勝候補筆頭に挙がりそうだ。

　ちなみに、同氏はＰＲの他に大穴選手を数名挙げる「スリーパーズ」も毎週発表。今年のソニーオープンでは宮里優作をその一人に挙げていた。

　一方、ＰＲには石川遼は過去何度もリストアップされている。岩田寛の名前もやがて……。

　
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