プロとアマが一緒に戦うミニツアー。“老舗”復活スタンバイOK
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/03/15号
2016/03/08更新

プロとアマが一緒に戦うミニツアー。
“老舗”復活スタンバイOK

 プロツアーの出場機会が少ないプロや研修生、競技志向のアマチュアが実戦機会を求めて参加するミニツアー。1990年代、国内の草分け的な存在として始まり、その後に活躍するプロを多く輩出したミニツアー「スタンバイツアー」がこの3月に復活する。

僕の"母校"復活です。石井忍

 スタンバイツアーは当初「チャレンジツアー」という名称で1993年にスタート、98年ごろまで続いた。ここで腕を磨いた選手には小林正則、塚田好宣といったプロのほか、ジュニア時代の池田勇太の姿もあった。

 同ツアー再開の報に「母校ですよ。最高!」と喜びのツイートをした石井忍は、「僕がプロテストに合格した98年に何度か優勝して、年間で賞金を100万円くらいもらったと思います。ここでの実戦経験のおかげで、プロテストは自信をもって臨めました」と振り返る。

 競技ゴルフの経験を積みたい意思があれば、プロに限らず、アマチュア(ハンディキャップの制限なし)も参加できる。

 競技は、プロは男・女・シニアごとのティを設け、総合で順位を争う。アマチュアは年齢の区別なしで男女各順位を競う。

 「今年は10試合ほどを予定し、毎回100人程度の参加を見込んでいます」(事務局)

 第1回大会は3月30日、太平洋クラブ成田コースで実施され、上位5名には千葉オープンへの出場権が与えられる。

 ミニツアーはこのほかに、年間50試合ほどを行う「ATPゴルフツアー」、今年は9試合を予定している「クリエイティブツアー」、同会場で年5試合併催される「太平洋オープン」などがあり、いずれもアマチュアの出場が可能。腕に覚えのアマチュアは、プロと戦えるチャンスかも。

 
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