“ママゴルファー”の要望を受け、託児サービスを開始するコースは間々あったが、最近では練習場も"女性対策"に力を入れているようだ
横浜市の練習場、ウィンズラジャゴルフステーション戸塚には、ネイルサロンが併設。昨年末にオープンしたところ、練習帰りに寄る女性客や、夫婦で練習場を訪れ夫は打席で練習、妻はネイルという客もいて、好評を博しているという。女子プロゴルファーの影響もあり、ゴルフをする女性は手を美しくする意識が強いはずという狙いが当たった形。今後は"メンズネイル"(ハンドケア)も予定しているという。
千葉県八千代市の明治ゴルフセンターは3月9日に移設リニューアルオープン。2階建ての250ヤードレンジ88打席、クロスバンカー、ショートゲームゾーン、オーガスタナショナルを模したベント芝のグリーンなど、"総合ゴルフ施設"として充実を図るなか、パウダールームや授乳室を設置するなど、女性ゴルファーへの配慮を意識した。
また、足立区のトーキョージャンボゴルフセンターには、託児施設ではないものの「キッズルーム」が常設されており、朝9時~午後10時まで利用できる。休日は交互に練習し、子どもを遊ばせる若い夫婦の姿も見られる。
東京町田市のインドアゴルフ、ジップゴルフアリーナではレッスン生を対象にした託児サービスがある。保護者がレッスンを受けている間、1歳~6歳までの未就学児を託児室で預かってくれる。保護者はもちろん女性だけではないが、増加する"ママゴルファー"を意識したサービスとして間違いない。
今後も、あの手この手の女性ゴルファー"争奪戦"が繰り広げられそうだ。
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