首都圏の多くのゴルファーが利用する高速道路の料金が4月から改訂される。
一口に高速道路の料金といっても、これまでは建設などにかかったコストなどによって高速道路ごとに異なる「整備重視の料金」を適用、例えば1キロ当たりの通行料金を比べてみると首都高速が36・6円、圏央道が43・2円だったのに対して、第三京浜は15・7円などと大きな違いがあった。そのため利用者が料金の安いところに集中し、渋滞の原因になる弊害を招いていた。
そこで、国土交通省道路局では従来からの「整備重視の料金」を見直し、圏央道の内側を対象に①料金水準は2015年現在の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準に統一②道路によって差がある車両別の料金は軽自動車等、普通車、中型車、大型車、特大車の5車種区分に統一③起点と終点間の最短距離を基本に料金を改訂。3つの施策に基づいて対距離制を基本として料金水準や車種区分を統一する「利用重視の料金」へと変更。これにより、圏央道の未開通部分が全通したと仮定し、海老名JCTからつくばJTCに向かうケースでは東名高速道路と首都高速、常磐自動車道を通るルートと圏央道だけを使って大きく迂回するルートでは、これまでは圏央道を通るほうが料金が高くなっていたが、これからはどちらも同一料金となるという。ちなみに首都高の場合は、短距離は値下げ、36キロ以上の利用は値上げになる。
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