マスターズの過去の勝者と開催のオーガスタナショナルGCの会長しか招待されないチャンピオンズディナー。その過去のメニューの“ベスト”が選ばれた。
チャンピオンズディナーは、マスターズウィークの火曜日に開催される、プロゴルフ界最高ともいえる顔ぶれが集まる夕食会だ。メニューは前年のチャンプが考えるのが決まり。98年、前年初優勝のタイガーはチーズバーガーを選び世間を驚かせた。さすがに、03年のディナーでは、ステーキに寿司、06年にはステーキにチキンファビータ(メキシコ料理のひとつ)と"グレードアップ"している。
昨年のバッバ・ワトソンは、グリルした鶏の胸肉に、グリーンビーン、マッシュドポテト、マカロニチーズ、コーンブレッド、それにケーキにバニラアイスをチョイス。一昨年勝者のアダム・スコットは、アーティチョークのサラダ、オーストラリア牛のステーキ、ロブスターとホウレンソウのソテー、オニオンクリームマッシュポテト、ストロベリーとパッションフルーツのババロアなど。
そんななか、アメリカのトップシェフでレストランオーナーのトム・コリッチオ氏が歴代のチャンピオンズディナーのメニューをチェック。結果、「ベスト」と選定されたのは、2001年のビジェイ・シンのメニュー。チキン、シーバス、ラム、貝柱をそれぞれ、タイ風にカレーなどでアレンジしたもの。「シンは、自分が連れてきたシェフの料理と、そのメニューの長さを楽しんだようだね」と、ベストに選んだとはいえ辛口。しかも、「あとのメニューは一般的なものばかりだ」
今年のジョーダン・スピースはどんな料理でチャンピオンたちをもてなすか。
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