国内2戦目のパナソニックオープンで優勝した池田勇太。今年からブリヂストンを離れ、クラブ契約がフリーに。同社の看板プロであり、ジュニア時代から愛用していた池田にとって大きな決断だったが、早速結果を出した形。クラブへのこだわりはツアー屈指とされる勇太のセッティングをチェック!
ドライバーはプロギアのRSプロトタイプ。次の新製品と思しきモデルだが、現時点では発売すら未定だという。すでにプロギア契約プロの平塚哲二、矢野東らがテストしており、彼ら同様にフェードヒッターである池田には、よいフィーリングがあったようだ。
FWは、契約外でも使用する選手が多いキャロウェイの「XR 16」。3Wは通常モデルで、本来つかまりやすい5Wには、「XR 16 PRO」を使うのが勇太流だ。小ぶりなヘッドの「XR 16 PRO」は、引っかかりづらいと気に入っているという。
アイアンは、ヨネックスの「N1?CBフォージドアイアン」。最近では珍しく、国内の自社工場で製造している軟鉄鍛造アイアンだ。メーカーによると「軟鉄鍛造のヘッドに、弊社独自のグラファイト制振材をバックフェースに複合して、打感が向上しています」(ヨネックス宣伝課 篠良太氏)ということで、感触の良さが感覚派の勇太の琴線に触れたようだ。ヘッドは決定しているものの、シャフトはフレックスを変更したり、番手ずらしで組み直したりと試行錯誤を行っているようだ。スコアメイクの要になるウェッジとボールはこれまで通り、ブリヂストンのモデルを使っている。
ウェア契約もマスターバニーとなり、スリムパンツ&サンバイザー姿が板についてきた勇太。三十路の決断、まずは勝利という好結果をもたらした。
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