最近、イ・ボミら女子プロがラウンド中にバナナを食べる姿がよく目撃されているが、栄養補給にバナナってやっぱりいいのだろうか?
バナナ派のボミ。専用ケースもある
〝バナナ派〟の一人、福田真未は「上がりのホールが近くなったら、バナナで糖分を補給します。集中力の低下を抑えてくれると聞いたので……」。飯島茜は「吸収しやすく、すぐにエネルギーに変わるらしいのでよく食べます」。比嘉真美子も「ゼリー飲料と同じような感覚です」と、よく食べているという。米女子ツアーの宮里美香は専用のバナナケースに入れて携行するほど、バナナを栄養源として信頼しているというが、〝バナナの効用〟のほどは……?
公認スポーツ栄養士の橋本玲子氏に聞いてみると、「バナナは脳と体のエネルギー源となる糖質が豊富で、確かに消化がよく、素早くエネルギーに変わるのでプレー中の糖質補給に向いています」とのこと。昼食休憩がないプロの試合でのエネルギー補給にぴったりといえる。
さらに、「試合後に食べれば、グリコーゲンが素早く補充され疲労回復に有効ですし、汗で失われるカリウムが豊富なので、熱中症の予防や筋肉の収縮をスムーズにさせる働きもあります」(橋本氏)と、スポーツをする人にうってつけ。ラウンド中に食べるのも、ラウンド後に食べるのもアリということだ。
しかも、「腸内の環境をよくするオリゴ糖が多いので、日々の食生活に摂り入れれば便秘予防に有効ですよ」とも。アマチュアゴルファーもラウンドに健康維持に〝バナナパワー〟をぜひ活用してみて。
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