石川遼の弟、航君(浦和高校2年)が、日本ジュニアゴルフ協会(JJGA)が主催するスプリングジュニア選手権で優勝し、KBCオーガスタへの出場権を獲得した。
2012年マスターズ
2015年カシオワールド
幼少期から兄の影響もあり、航君にとってゴルフは身近なスポーツだったが、競技ゴルフとして本格的に取り組み始めたのは浦和高校に入ってから。ところが、埼玉県内屈指の進学校の同校にはゴルフ部がない。そこで、遼も通っていた練習場で毎日2時間の練習が日課に。その成果が実ったのが今回の優勝だった。初日76(パー70)と出遅れたが、2日目に67、最終日は68で、2位に2打差をつける堂々たる勝ちっぷりだった。
石川遼のコーチでもある父の勝美氏に、航君がプロの試合の出場権を得た感想を尋ねると「競技ゴルフをやっていた記念ですよ。これまで大きな大会に出たことがありませんでしたからね。高校在学中の3年間はゴルフに真剣に取り組むと決めていたので」とのこと。進路はプロを目指すことも含めて未定だと言う。「文芸部に入っているので、そちらの方面も考えられますし、得意科目は数学なので、これから医者、弁護士、科学者などいろいろな方たちとお会いする機会を作って、それで決めるのではないでしょうか。ゴルフはアマチュアでやっていくのがいいのだろうなと私は考えているのですが、本人次第です」と勝美氏。
航君は、昨年のカシオワールドで兄のバッグを担ぎ、プロのトーナメントもロープの内側での経験がある。石川遼次第では、兄弟揃い踏みも見られるかもしれない。
【関連記事】こちらも注目です!
2011/02/07 さくら、藍、遼…“生まれ順”でわかるプロの性格
2010/07/02 アメリカで話題「石川遼のコーチはただの父親なんだって?」
2010/01/22 石川遼の父が本格的に女子プロたちを教えだした
一覧へ戻る
|