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週刊ゴルフダイジェスト 2016/06/07号

2016/06/02更新

女子高生勝みなみ
「もうアマの試合には出ません」

　先々週、「ほけんの窓口レディース」に出場したアマチュアの勝みなみ（鹿児島高３年）は、今後はアマチュア競技には出場せず、前人未到の「アマでツアー２勝目」を目標に活動する意向を明らかにした。

アマ賞金女王!?

　勝によれば、日本ゴルフ協会（ＪＧＡ）に対し、６月の日本女子アマ、８月の日本ジュニアに出場しない意向を通達済みという。また、国際競技も先月開催の「クィーンシリキットカップ」は新垣比菜、松原由美とともにナショナルチームの一員としてプレーしたが、今週（24日～26日）愛知ＣＣで開催されている「ネイバーズトロフィー」には名を連ねていない。

　彼女の視線の先にあるのは高校卒業後のプロ入りで、そのために今季は主催者推薦でツアーに出場し、優勝（その後一年間のツアー出場権が得られる）を狙っている。

　これまで開幕２戦目のヨコハマタイヤから４週連続、さらに５月初めのサロンパスカップから来週のリゾートトラストまで４週連続、さらに、サントリー（６日９～12日）、ニチレイ（６月17～19日）の２週連続で出場する予定。

　「その翌週のアース・モンダミンは同週に日本女子アマがあるため、もともと主催者側にアマチュアを呼ぶ予定はなかったのですが、これもわかりませんね」（ツアーの運営関係者）

　アマチュアの場合、主催者推薦での出場試合数に制限はないため、推薦があれば何試合でも出場できる。

　また、９月末の日本女子オープンも前年15位以内の成績（11位タイ）で出場資格を有している。

　彼女は、今季出場６試合まですべて予選通過。プロであれば、獲得賞金額７７２万円程度で、賞金ランキング30位に相当する。最高位は「ほけんの窓口」の６位タイで、その際に「今年勝つ自信は？」との質問に「もちろん！」と即答した。

　そのチャンスが到来するのはどの試合？　今季女子ツアーに新しい注目点が加わった。