週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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ちょっと風変わり!?
新機軸パターぞくぞく

　オデッセイの「トゥアップ」パターが好調な売れ行きだという。このような＂新コンセプト＂のパターが話題を集めている。

　トゥアップとは、水平の台にパターを置いたとき、パターヘッドのトゥ側が上を向くためについた名前だ。通常のパターはトゥが斜め下方向を向くか、フェースバランスのパターのように、フェースが水平になり、トゥが真横になる。トゥアップにすることで、ストローク中のフェースの開閉が小さくなり、ボールをストレートに打ち出しやすくなるという。オデッセイでは「バックストライク」が同様の特徴を持っていたが、より小ぶりなヘッドで扱いやすくなっている。

　そのほか、先日、サロンパスカップで来日した、レクシー・トンプソンは、大きく突出したトゥとヒール部分に大きなウェートがついた「キュアパター」を使用していた。その独特な重量の配分で、非常に大きな慣性モーメントを得ることができるという。また、ネック部分が可動式なので、ゴルファーに応じてライ角を調整することが可能だ。

　今年、ＰＧＡショーに登場した「ハッピーパター」も同様にライ角部分の調整ができ、さらにフェースのインサートを変更して、パターのロフト角を変えることができるという。こうした特徴あるコンセプトのパターだが、「当店でもハッピーパターを取り扱っていますが、色々な打ち方やクセに合わせてセッティングができるのが良いですね。打つ人の個性に合わせて、よりオートマチックに動かしやすいものを求めて、選択の幅が増えてきています」（ゴルフフィールズ　小倉勇人氏）とゴルフショップでも歓迎ムードだ。

　パッティングが停滞気味の向きは、試してみては？

　
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