関東地方も梅雨入りし、季節は着々と夏に近づいてる。熱中症のニュースもちらほら聞こえ始めたが、夏ゴルフで大切なのが水分やエネルギー補給。連戦が続く女子プロたちはどうしているのか聞いてみた。
女子プロイチの"こだわり派"は上田桃子で、2年前から特製ドリンンクを飲んでいるという。その中身は「テラクオーレ」というオーガニックコスメブランドの紅茶に、てんさい糖(根菜からできた砂糖)を混ぜたもの。これにレモン汁を入れて試合の前日に冷蔵庫で冷やしている。てんさい糖は消化がよくお腹にたまりにくい特性があるとされ、長時間プレーするゴルフにおいては、常に水分を取り続けられるメリットがあるという。
「夏場は水分摂取量が増えます。そのため、できるだけ、お腹にたまらず消化がいいもの、なおかつ体にいいものをとりたい」と本人の要望で、通っている料理教室の先生がこの特製ドリンクをつくったという。
上田ほどこだわっている選手は珍しいが、アミノ系のサプリを飲んでいる女子プロは非常に多い。やはり、ドリンクに混ぜるタイプが多く、西山ゆかりは藤田寛之のすすめで「MUSASHI」のリプレニッシュというタイプを飲んでいる。これは、運動中の栄養素で最も重要な水分が、体内で最大限活かされる効果があるとされ、西山本人も「飲み始めてから疲れの感じ方が変わった」とサプリの効果を実感しているという。
熱中症や夏バテにならないためには塩分の補給は絶対だが、エネルギーを効果的に体に吸収させる必要もある。またアミノ酸系で、体の疲れを軽減させることも夏バテ防止に効果がありそうだ。
どれを選べばいいのか迷ってしまうが、今は目的に合わせて選択できる時代。成分、効果を知っておくだけでも夏バテ対策になるかもしれない。
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