白熱した全米オープンの舞台だったオークモントCC(ペンシルベニア州)。一般ゴルファーもプレーできるのだろうか?
1903年開場の名門クラブのメンバーになるのは、簡単なことではない。マスターズが開催されるオーガスタナショナルと同様に、コースから招待状が届かない限り、メンバーにはなれないのだ。
つまり、メンバーたちのゲストとして、何度か実際にプレーし、「この人なら」とメンバーが納得して推薦すると「メンバーにしてあげますよ」といった招待状が届くのだ。バックティからのコースレートは77・8。スロープレートはアウトが151でインが145。バンカーも210個。先週も世界のトップ選手たちが苦労していたのはご承知の通り。
基本的に明らかにされていない情報だが、入会金は名門コースにしては安いといわれている。8年ほど前に"もれた"情報によると、入会金は7万5000ドル(約800万円)とか。難コースではあるが、地元の名士を中心にした同クラブのメンバー560人のうち、198人がシングルプレーヤーだという。
同クラブのル・グリフィン会長は「ここのメンバーたちは、(コースに)いじめられるのが好きだが、なによりも私たちは、ゲストが頭を振りながら、コースから出ていくことに満足している」という。
ゲストのグリーンフィがいくらかは明らかにされていないが、クラブが後でメンバーに請求するようになっており、ゲスト自身ではなく、メンバーが支払う形だ。
プレーするのが難しいコースではあるが、メンバーの知り合いを探す以外にも裏ワザが。同CCでは定期的にチャリティイベントが開催されており、イベント参加者なら回ることができるのだ。
チャレンジしてみる?
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