今年のPGAショーに登場して以来、なにかと話題となっている新興メーカー「PXG」が本格的に日本に上陸する。
大富豪!
メジャー2勝のザック・ジョンソンやライアン・ムーア、クリスティー・カーなどのトップ選手12名と使用契約を交わし、5月にはジェームズ・ハーンが米ツアーで優勝、ロッコ・メディエートがシニアのメジャー大会で優勝するなど、ツアーでも実績が出始めている。
すでに一部では販売されていたものの、今回の本格的な日本展開に合わせて、PXGの創業者、ボブ・パーソンズ氏が来日した。パーソンズ氏は、インターネットのドメイン管理とウェブホスティングで成功した億万長者だ。
「他メーカーは、決まった値段で毎年新しいモデルをリリースするというサイクルですが、PXGでは、どんなにお金と時間がかかってもいいから、明らかに優れているものを作るようにエンジニアに厳命しています」とパーソンズ氏。自身が億万長者だけに、利益が動機ではなく、卓越した性能を持つクラブを作ることが目的だという。
日本でもトッププロと"電撃契約"はあるのだろうか。パーソンズ氏を直撃すると「若い時に父から『自分のことを好きになってくれた女の子とデートしなさい』と教えられました(笑)。PXGを使いたいといってくれるプロがいたら、ぜひともスポンサードしたい」とのことで、申し出はウェルカムという。
すでに取り扱いをスタートしている、東京町田市の大倉ゴルフスタジオをはじめ、当初1年間は30箇所程度で、クラフト技術があり、フィッティングができるゴルフ工房などを中心に展開するとのこと。価格はドライバーが、1本12万5000円から。アイアンは、1本で4万8000円からとなかなか高額だが「車にフェラーリがあるように……」と、"それだけの価値"があるとアピール。日本で受け入れられるか。
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