「DJに非はない!」選手からリアルタイムで非難轟々
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/07/12号
2016/07/06更新

「DJに非はない!」
選手からリアルタイムで非難轟々

 全米オープンにおける、ダスティン・ジョンソンの「1打罰」問題について、ツアープレーヤーからはリアルタイムにジョンソンを擁護する発言が、主にツイッターを通じて相次いだ。

 ローリー・マキロイは「こんなの馬鹿げてる。DJ(ダスティン・ジョンソン)に少しも非はない。こんなくだらないことで彼の頭をいっぱいにしないでプレーさせてやってくれ」と、まだ試合が続くなかツイート(マキロイ自身は予選落ち)。リッキー・ファウラー、ジョーダン・スピース、ウェブ・シンプソンらも続々とUSGAに向けてツイートした。

 「USGAが、ボールが動いたのがDJのせいだと考えていることが信じられない。笑える」(ファウラー)

 「いったんは動かしてないってことになったのに、今さらやっぱり動かしてたって? 冗談でしょ?」(スピース)

 「ダスティンにペナルティをつけるなんて間違いはやめて。彼はボールを動かすようなことは何もしていない」(シンプソン)など、ほとんどがUSGAの対応を批判する内容。

 ボールが動いた原因は、ジョンソン自身ではなく、速すぎるグリーンセッティングにあると主張するツイートも多かった。

 「常識で考えてみてよ。スピードが14フィートのグリーンなんて、エベレストより滑りやすいんだから」(ルーク・ドナルド)

 「USGAさん、ボールが動いた原因はほかにあるよ。そう、『重力』さ」(グレッグ・シャルマース)

 タイガー・ウッズは「茶番にめげずに、最後まで力強いプレー。ハッピーファーザーズデイ、DJ」とエールを送ったが、その後、「(USGAの対応は)見ていてフラストレーションがたまった。あの試合は、歴史ある私たちのナショナルオープンで、もっといい対応があってしかるべきだった」と、改めて苦言を呈した。

 ルール上の処置としては「問題がなかった」とするUSGAだが、選手たちからの非難は止まらなかった。

 
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