PGA(日本プロゴルフ協会)は"倉本昌弘政権"になってから、矢継ぎ早やのゴルフ振興策を打ち出しているが、今月末に開催されるジュニア競技開催もその一環だろう。
アイデアマン!
「PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ」がそれで、日本高等学校ゴルフ連盟が後援して、PGAでは初のジュニア大会主催となる。
元々、PGA会長の倉本自身がジュニア出身であり、ジュニアゴルファー対策には以前から熱心だった。
「ゴルフをやらずとも、子どもの頃、芝生の上で遊んだ感触は大人になってからゴルフを始めるきっかけになる」というのが倉本の持論で、実際今年春に「サッカー&ゴルフ親子合宿」をショートコースで行っている。
PGAジュニアは8月22、23日、太平洋C益子PGAC(栃木県)で開催。男子、女子とも中学、高校生が対象で、全国8地区で予選を行い、各地区男女8人ずつの計16人で団体戦、個人戦を行う。
地区対抗戦の形となり、地区リーダーをPGA会員が務め、かつ担当コーチとして中学、高校を指導し、行動を共にして交流も図るという一石二鳥作戦だ。すでに各地区で選手選抜の予選も始まっていて、団体戦優勝チームにはPGAアカデミーの合宿、個人戦優勝者には海外試合への派遣という"ニンジン"も用意した。
PGAとしてはジュニア世代のゴルフ人口を拡大し、東京五輪までゴルフを盛り上げたいとの意図のようだ。その試みにはエールを送りたい。
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