日本勢も参入!?水面下でタイガー争奪戦続く
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/09/20号
2016/09/13更新

日本勢も参入!?
水面下でタイガー争奪戦続く

 ナイキがゴルフギア事業からの撤退を発表し、契約プロのローリー・マキロイが「実家に多くのメーカーからクラブが送られてきている」と明かしたのは、本誌前号でもお伝えした通りだが、タイガー・ウッズも状況は同じようだ。

 タイガーの大学時代のチームメイトで、現在は解説者として活躍しているノタ・ビゲイが最近、フロリダのジュピターにあるタイガーの自宅を訪れたときに、目にした光景を明かした。「彼の家のダイニングルームに入ると、そこはまるでPGAのスーパーストア(PGAツアー公認のゴルフ用品総合ショップ)みたいだったよ。ナイキのクラブはもうそこにはなかったけれど、あらゆるメーカーのクラブが送られてきていた。タイガーはいろいろなクラブを試しながら、検討しているようだった」(ビゲイ)。

 しかし、今年話題の新興メーカー、PXGはそこに含まれていないようだ。というのも創始者のボブ・パーソンズは、タイガーを新たな契約プロとして迎え入れる考えはないことを明らかにしており、「彼のプレーが以前と同じようになるかはわからない」と語っているからだ。

 ちなみに海外では、タイガーが日本の"ミウラゴルフ"と交渉しているという憶測記事も出ている。ミウラゴルフとは、海外で展開する三浦技研の兄弟会社。タイガーのために鍛造ブレードアイアンのプロトタイプを作っているというのだが、この点を三浦技研に確認してみると、「事実無根」とのことだった。

 ビゲイはタイガーと練習したことも明かし、一緒にボールを打ったというが「タイガーが復帰すれば、それが恐らく最後になるだろう。また、ケガをしてリハビリに時間を費やすようになれば、もう復帰はできないと思う」とも語っている。

 復帰時期は未定のままのタイガーだが、ライダーカップの副キャプテンやクラブ契約など、プレー以外の面でも話題は引きも切らない。

 
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