「無視してゆっくり去る」もしもコースでサルに遭遇したら……
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/10/11号
2016/10/04更新

「無視してゆっくり去る」
もしもコースでサルに遭遇したら……

 先日、厚木市(神奈川県)のゴルフ場でプレー中のゴルファーがサルに遭遇、男性がケガをするという事件があった。サルに会ったときの対処法を専門家に聞いた。

 厚木のケースでは、男性は林に入ったボールを探しに行ったところ、十数匹のサルの群れに遭遇。このうちの2匹に追いかけられ、逃げようとした際にバンカーに足をとられて転倒し、左足のふくらはぎの筋肉を断裂、全治1カ月のケガをしてしまったのだという。

 直接サルに咬まれたり、引っかかれてケガをしたわけではないが、ゴルフ場でサルを見かけることは少なくないので、ゴルファーは注意しておきたい。

 今回、ケガをした男性と同行の男性が「サルにファイティングポーズをとって威嚇した」とのことだが、この対処は正しかったのだろうか。

 実際にコースでサルに遭遇したらどうしたらいいのか、嵐山モンキーパークいわたやま(京都府)に聞いてみた。

 「これだけは覚えておいていただきたいのは、サルと出会っても無視するということです。サルの目を見たり、威嚇するような態度を取っては絶対にいけません。慌てて逃げ出してもサルを刺激することになってしまいますので、相手のことは無視してゆっくりその場から立ち去ること、それが一番です。直接咬まれたりすると、サルは鋭い犬歯を持っていますから、大きなケガを負ったり、感染症にかかる可能性もあります。その点、今回は不幸中の幸いでした」無視してゆっくり去るを肝に銘じよう。

 
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