日本オープンに、初の「ドリームステージ」から出場したアマ、中島啓太(代々木高1年)だが、その同ステージへの出場は勘違いの"ミス"からだったという。その経緯やいかに。
憧れの日本オープンに出場した中島は、練習日には松山英樹、13年のマスターズ王者、アダム・スコットと同組で9ホールを回り興奮の呈。「足がガクガクするほど緊張していました。だって(アダム・スコットは)去年まではロープの外で見ていた存在ですよ」と中島。
本戦に入っても初日、1アンダー、4位タイと大健闘。2日目に少し崩れたものの見事に予選通過。まさに"夢のような"貴重な体験を経験したはずだ。
"ドリームズカムトゥルー"と話題になった中島本人だが、「ぼくのハンディだったら、ドリームステージに出る必要はなかった。それを知らなくて……」と、まさかの勘違いが発覚。
JGA(日本ゴルフ協会)が「誰でも日本オープン出場のチャンスを」と、昨年から始めた同ステージは、通過後に地区予選、最終予選、本戦と続く狭き門なのだが、中島のHC5なら、地区予選からの出場が可能だったのだ。
「申し込まれた時にJGAではHCをチェックできませんし、HC5以下でもドリームステージ会場が近いということで出場する選手もいるようです」(JGA広報・長堀正美氏)
イチから自力で勝ち上がったという自負を持てたり、同ステージ初の出場ということでマスコミに取り上げられたりと、中島にとっては、勘違いのミスも災い転じて福となす、といった感じだった!?
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