連戦で疲れも続く折、プロたちはおにぎりでチャージしているようだ。
先の日本女子オープンを史上初、アマチュアで制した畑岡奈紗は、最終日課題としていたバックナインで4バーディ。「集中力を切らさないように、こまめにお茶を飲んだりおにぎりを食べたりしていました」という。
リオ五輪帰りで疲労がピークになった片山晋呉は、朝食にマネジャーがにぎってくれるというおにぎりを食べ、体調が戻ってきているという。「具は梅干しとか」とのこと。ほかにも、勝みなみやイ・ボミらもラウンド中におにぎりを食べる姿がよく目撃されている。
おにぎりは、栄養的に見るとどうなのか。アテネオリンピックでは強化スタッフも務めた管理栄養士の川端理香氏に聞いてみた。
ご飯は糖質を多く含む。これをカットするダイエットも流行っているが……。
「糖質は筋肉や頭のエネルギーになるので、アスリートは試合前、糖質を多く含む食事をするんですよ」とのこと。消化もいいため「エネルギーがしっかりとれ、胃の負担にならないおにぎりは試合前食に最適といえます」。
また、晋呉が好む梅干しは「梅干しのクエン酸は疲労回復だけでなく、ご飯の糖の吸収を高め、試合に必要なエネルギーに変わります。塩分も補給できるので足がつるなどの痙攣の予防にもなります」。
コンビニでおにぎりを調達するなら「おすすめの具は梅、鮭など。ツナマヨなど脂質が多いものはさけます。昆布など消化に時間がかかるものも、胃があまり強くない人はさけるといいでしょう」とのこと。
秋は新米の季節でもある。おにぎりチャージで、午後も元気にラウンドにGO!
畑岡、ボミ、勝、みーんなおにぎりチャージ中
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