米でも欧でもイケる!? 松森彩夏、初勝利の陰に“稼げるパター”
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/11/08号
2016/11/01更新

米でも欧でもイケる!?
松森彩夏、初勝利の陰に“稼げるパター”

 富士通レディースで、プロ初勝利をあげた松森彩夏。勝利の要因のひとつとなったのが、2週間前から変えたという新しいパターだった。

ドルもポンドもユーロも稼げる!

 松森が使用したのは、オデッセイの数量限定モデル「DYPEパター」。ソールに、各国通貨のマークが刻印され、ドルのD、円のY、ポンドのP、ユーロのEの頭文字をとって命名された。9月末に発売されたモデルで、松森にとっては、文字通り、ビッグマネーを手にした格好だ。

 これまでベストテンが4回と安定した成績で、早々にシード権を確定させていた松森だが、優勝争いでスコアが伸ばしきれないことが少なくなかった。しかし、優勝した富士通レディースでは、2日目に8バーディの「64」をマーク。定評のあるショットの切れ味に、パッティングが噛み合って好スコアに結びつけた。松森は、「#2M」という、比較的大ぶりなマレット型を使用。ピン型パターに、大きく角ばったフランジがついた、オデッセイでも初めてラインナップされる形状だ。松森はもともと2ボールなどの大型マレットを使用していたこともあり、すぐにフィーリングが合ったようだ。

 ANAオープンでは、石川遼もこの「#2M」型をテストし、好反応だったという。L字型を愛用する石川だが、「L字で癖がつきすぎた時に、対照的なマレット型を使用してバランスを取っている」という。石川は最近、好調をキープしているため、パターをすぐに変えることはないようだが、ストレートに動かしやすいマレット型を使って、ストロークを矯正する効果があるようだ。

 限定生産の「DYPEパター」に対し、同じ形状のスタンダード版「ミルドコレクションTX」パターも10月21 日に発売されたばかりだ。「DYPEパター」が5万5千円(税別)に対して、4万5千円とお手ごろになっていて、仕上げもシルバーからブラックに変わっている。

 
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