今季のJGTOチャレンジトーナメントは、Novil FINALで15試合の全日程を終え、来季のレギュラーツアーに昇格する9選手の顔ぶれが揃った。頂点に立ったのは47歳の塚田好宣。これはチャレンジ賞金王の最高年齢記録を更新するものだ。アラフィフの"チャレンジャー"にインタビュー。
47でこのカラダ!
――47歳でチャレンジの賞金王になった感想は?
恥ずかしいというのもありますけど、でも嬉しいですね。この年でもまたツアーに戻って戦えるのですから。
―― できるだけ長くプロとして戦うことを目標にすると語っていましたが、これで目標へ一歩前進ですね。
はい。いまさら松山(英樹)くんみたいになるのは無理なので、自分にできることは何かなと考えると、少しでも長く続けることかなって考えていました。
―― 春先早々にチャレンジで1勝しましたが、賞金王もそのころから意識していた?
そこまで考えませんでしたが、レギュラーとチャレンジの日程が重なったときは、チャレンジを選びました。そのほうが現実的だと思いましたから。
―― 今季好調の要因は?
飛距離が戻ってきたのが大きいですね。振ったら320ヤードぐらい飛んでるホールもありました。新しいピンのドライバーは、ドローとかフックとかを打とうとしても曲がらないんです。そこで、よりストレートな球が打てるようにスウィングを変えて、飛ぶようになりました。これまでのドロー一辺倒では攻め難いホールもあったのですが、球筋をストレートにしたお陰で苦手ホールがなくなりました。
―― 体つきも精悍になったような気がしますが?
アドバイザー契約をしているライザップにサポートしてもらって体を絞ったので、すごく動きやすくなりました。血液の数値なんかも改善されています。体づくりとスウィング改造がうまく噛み合った年だったと思います。
―― 来季の目標は?
できる限り優勝争いに加わって、チャンスを作っていきたいと思っています。
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