世界ランクのトップ3がテーラーメイドのクラブを使用する……?
米ツアーは、16〜17年シーズンが始まっているが、この時期、トッププレーヤーたちは、ほとんどオフとなり、用品契約や新しいクラブの調整に入る。
そんななか、ナイキギア部門撤退により注目されているのがローリー・マキロイだ。先週のHSBC選手権に新しいナイキのシューズで出場したマキロイは、テーラーメイドのM2ドライバーとフェアウエイウッドを携えていた。
アイアンはフジクラのシャフトをつけたナイキのVRプロブレードと以前と変わりがないが、ロフト9・5度のM2ドライバーとロフトが15度と18度のフェアウエイウッドには、三菱レイヨンのクロカゲシリーズのプロトタイプを装着していた。さまざまなメーカーをテスト中とのことだが、あるいは、このままテーラーメイドとクラブ契約を結ぶことになるかもしれない。アディダス社は、テーラーメイドを売却する予定でいるが、プロの世界では、"人気急上昇"といったところだ。
一方、世界ランク1位のジェイソン・デイは、ナイキとウェア契約を結んだが、クラブのほうは、ランキング2位のダスティン・ジョンソンと共に、テーラーメイドと契約を更新している。ちなみにデイのドライバーは、ロフト10・5度のM1でやはり三菱のクロカゲを装着。ジョンソンのほうも、M1の10・5度だが、シャフトはフジクラのスピーダー。
トッププレーヤーのスタンダードは、テーラーメイドのMシリーズのウッドに、日本製のカーボンシャフト、ナイキのウェア・シューズということ?
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