トランプ氏と首相を繋いだプロゴルファーとは……?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/12/13号
2016/12/08更新

トランプ氏と首相を繋いだ
プロゴルファーとは……?

 ドナルド・トランプが次期大統領に決まった後、各国首脳のなかで、もっとも早くトランプ氏に会ったのは安倍晋三首相だというのは有名な話。しかし、"直接話をした"一番手はオーストラリアの首相だという。しかも、その"裏"には、有名プロゴルファーの影がチラリ……。

 当選直後、トランプ氏と電話で直接話したのは、オーストラリアのマルコルム・ターンブル首相だ。まさか(?)のトランプ氏の当選で、多くの国がトランプ氏とのパイプを探して祝辞を送ったのに対して、ターンブル首相は、なんとトランプ氏のスマホに"直電"。祝辞と簡単な会話を交わしたという。

 その電話番号を教えたのは、グレッグ・ノーマンだと伝えられているのだ。はっきりとした"証拠"はないのだが「駐米オーストラリア大使館が、アメリカに住むオーストラリア出身のゴルファーから電話番号をもらった」という部分までは確実のよう。

 となると、「選挙中もドナルドとは何度も話した。彼ははっきりとしたビジョンを持っている」と語るノーマンが最有力ということになる。

 「私は幸運にも、これまで何人もの大統領たちとプレーしたが、大統領とプレーをするという栄誉が、トランプ次期大統領とも続くことを望んでいる」とノーマン。

 ノーマンの自宅でクリントン元大統領がケガをした話はよく知られているが、ブッシュ元大統領とも、オバマ大統領ともゴルフをしているようで、とにかく顔が広い。

 一方トランプ氏は、新閣僚の人選を、自身のトランプナショナルGC ・インベッドミンスター(来年の全米女子オープンの開催予定コース)で行っていると、ワシントンタイムズ紙は伝えている。候補者をコースに呼んで、プレーをしながら決めているらしい。

 来年からの4年間、ないしは8年間、ゴルフがアメリカの政治と切っても切れないものになりそうだ。

 
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