今季女子ツアーの37試合中、17勝が韓国勢で、賞金ランクのトップ10圏内に韓国人が6人。なかでも賞金女王イ・ボミと最終戦のリコーで優勝を飾ったキム・ハヌルは一般週刊誌でも取り上げられるなど日本では別格的な人気を誇る。さて、母国での人気ぶりは……?
どっち派?
韓国メディアは「日本ツアーを席巻した韓国女子」(『news1』)、「日本女子ゴルフ、今年も韓国選手たちのお祭りに」(『朝鮮日報』)と報じたほどだったが、そんななかでもボミとハヌルの扱いは大きかった。
2年連続賞金女王に輝いたボミについては、「2年間で40億ウォン…今年も"ボミちゃん"の年」(『ソウル経済』)、メジャー初制覇のハヌルについても「JLPGA、最後に笑ったのはキム・ハヌル」(『スポーツ東亜』)と、記事になった。「キム・ハヌルはメジャーチャンプ、イ・ボミはタイトル総ナメ」(『アジア経済』)と報じるところもあったほどだ。
では、韓国ではどちらが人気なのだろうか? 韓国の月刊ゴルフダイジェスト元編集長で、現在は「ヘラルド・スポーツ」編集長のナム・ファヨン氏によれば、韓国女子ゴルファーで初めて私設ファンクラブができたのはハヌルのほうで、メディアで注目を浴びたのもハヌルが先だったという。
ただ、最近はボミが猛チャージ。例えばメディアの露出数ではボミに軍配が上がる。韓国の検索サイト最大手「NAVER」のニュース欄でそれぞれの名前を検索してみると、ボミは2万7518件、ハヌルは2万6136件だった。
ファンカフェと呼ばれる本人公認ファンサイトの会員数もボミ2630人に対し、ハヌルは1615人と、こちらもボミがリード。
同じ歳で、同じ建国大学校の同窓生でもあるふたり。ともに活躍の場を日本に移しても、韓国ファンの熱視線は続いている。
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