韓流男子、母国人気はやっぱりキョンテ
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2016/12/27・1/3合併号
2016/12/22更新

韓流男子、
母国人気はやっぱりキョンテ

 男子ツアーは日本シリーズでシーズン終幕。優勝は韓国のパク・サンヒョンだった。日本ツアーで存在感大だった韓流男子の母国での人気をチェック。

 2016年シーズン27試合中、8勝が韓国勢だったことに現地メディアも注目しており、「始まりも終わりも制圧、韓国選手8勝」(『ブリッジ経済』)、「キム・キョンテ、ソン・ヨンハン、パク・サンヒョンらコリアン・ブラザーズ8勝」(『マニア・レポート』)などと報じた。

 韓国勢は6選手で8勝を挙げ、賞金ランク10位以内にキム・キョンテ(3位)、ソン・ヨンハン(4位)、パク・サンヒョン(8位)らが入ったこともあって「JGTOでプレーする韓国人選手の成績はいつになく良かった」とも報じられている。

 そんな韓国メディアで、もっとも多く取り上げられているのは、やはりキム・キョンテ。日本でプレーする韓国人選手たちの"先鋒長"と呼ばれ「米ツアー進出のためにJGTOに専念できずとも13試合出場で3勝は立派」とされている。

 ソン・ヨンハンも人気上昇中。日韓両方で新人王に輝いたことから、もともと次世代の星とされてきたが、日本初優勝した今季は、韓国メディアから若き王者の枕詞も授かっている。

 日本シリーズで日本初勝利を挙げ、その屈託のない笑顔から"微笑天使"と呼ばれるパク・サンヒョンも人気上昇中。サンヒョンは今季、韓国ツアーでも1勝しており、賞金王獲得(2位)まであと1歩と迫った。韓国の大手ポータルサイトが実施した「2016年KPGA最高の選手」アンケートでも7位に入っている。

 ちなみにアンケート1位に輝いたのはイ・ヒョンジュン。韓国ツアーの今季最終戦で72H262打という歴代最小ストローク記録を更新し、一躍、ニュースターへと躍り出た。このほかにも、オルチャン(= イケメン)ゴルファー"キム・チョルスンなど若手の台頭が著しい韓国。彼らもそのうち日本にやって来るかもしれない。

 
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