登場の際にテーマ曲。欧州ツアーの奇策
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/12/27・1/3合併号
2016/12/22更新

登場の際にテーマ曲。
欧州ツアーの奇策

 一昨年の8月に欧州ツアーのCEOに就任して以来、さまざまな改革を行うキース・ペリー氏がまたも新しい試みに着手した。

 選手が1番ティに登場する際に、それぞれの「入場曲」をかけるというもの。先月末にフロリダで開催されたゴルフビジネスフォーラムで、来年1月のアブダビHSBCで入場曲とドライビングレンジでの音楽の採用が正式発表された。

 フォーラムに出席していたジャック・ニクラスは「世界は日々変化しており、ゴルフ界にも変化は必要」とし、練習場や1番ティで実際に音楽が流れるという状況にも「選手はすぐに慣れるだろう」。

 ペリー氏は、もともと北米を中心としたスポーツメディア会社の社長として辣腕を振るった人物で、欧州ツアーでも"改革者"としての実行力を評価する声は多い。就任から1年余りで実現した改革の例としては、練習日に選手のショートパンツを認めるといった小規模なものから、7試合の「ロレックスシリーズ」を、来シーズンから開催するといった大規模なものまでさまざま。欧州ツアーは、選手が有名になると米ツアーに流出してしまう問題を抱えており「ロレックスシリーズ」開催は、解決策として期待も大きい。

 新たな試みはギャラリー増加につながるか。

 
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