早くも賞金王オッズ発表。“対抗”に松山英樹
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2017/01/31号
2017/01/24更新

早くも賞金王オッズ発表。
“対抗”に松山英樹

 米男子ツアーは17年の戦いが始まったばかりだというのに気が早い米国のブックメーカー(Bovada)は、すでに今季の賞金王予想オッズを発表。そこでも松山英樹の評価はうなぎ上りのようで……。

 オッズの同率1位は昨季の最優秀選手賞ダスティン・ジョンソンと年間王者ローリー・マキロイで3・5倍。この2人が本命であることに異論はない。ところが世界ランク1位のジェイソン・デイを差し置いて3位にランクインしたのが松山(5・5倍)だったのだから 驚きの声が上がった。しかし現在フェデックスカップのポイントランク1位の松山は「当然」という意見もまた確か。腰痛の不安を抱えるデイは4位でオッズは6倍。

 5位にはジョーダン・スピースに加え同じ歳のライバル、ジャスティン・トーマスが名を連ねた。ちょっと前なら考えられないがCIMBクラシックに続き、先のトーナメント・オブ・チャンピオンズでシーズン2勝目を挙げているのだから、これも"正当な"評価といえそう。

 それでは本格復帰を宣言しているタイガーにチャンスはないのか? いやいや、オッズ33倍でアダム・スコット、パトリック・リード、ブルックス・ケプカら実力者と並走しており、"タイガー株"は上位キープといえよう。

 ちなみに同ブックメーカーは、米シニアツアーと米女子ツアーの賞金ランク1位についてもオッズを発表している。

 シニア1位は文句なしでベルンハルト・ランガー。ここ9年で8度の賞金王に輝いている無敵のキングはガチガチの1・5倍。2位のコリン・モンゴメリーが6・5倍だ。一方女子は世界ナンバーワンのリディア・コーかと思いきや本命は昨季ブレイクしたアリヤ・ジュタヌガーンが1・25倍でダントツの1位。コーが2位、3位にはフォン・シャンシャンが入っている。

 なお、オッズは1月10日現在のものなので、今後の展開によって大きく変動することもあり、要注目だ。

 
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