17年初戦のSBSトーナメント・オブ・チャンピオンズで、ジャスティン・トーマスが松山英樹を破りシーズン2勝目を挙げた。昨秋以降6戦4勝の松山が2度2位に甘んじた相手がトーマス。一体、どんなプレーヤーなのか?
年齢は松山の1つ下の23歳。93年生まれの年男はジョーダン・スピースと同級で、ポッと出に見られるが実はアマチュア時代から将来を嘱望される存在だった。
祖父はプロゴルファー、父もゴルフ場のヘッドプロを務めるゴルフ一家のサラブレッドとしてこの世に生を受けたトーマスがクラブを握ったのは2歳になる前。幼少期からジュニアの大会を賑わし16歳で地元ケンタッキーで"ミスターゴルフ"と称される。
当時からのライバルがスピースで、プロではスピースが先行したが、アマチュア時代はトーマスがナンバー1でスピースが万年2位。高2のとき出場した米ツアーのウィンダム選手権では史上3番目の若さで予選を突破している。
華々しい戦績を引っさげ13年にプロ転向したが、本人の思惑に反して当初は下部ツアーでくすぶることに。その間スピースが大活躍。トーマスがレギュラーツアーに定着した15年にライバルはメジャー2勝を挙げ世界ナンバーワンに上り詰めた。忸怩たる思いでいたトーマスだったが15年10月にCIMBクラシックでアダム・スコットを下しツアー初優勝。「正直もっと早く勝てると思った」という言葉に実感を込めた。
さらに16年の同大会で松山に3打差をつけ連覇するとトーナメント・オブ・チャンピオンズでも追いすがる松山を振り切り通算3勝目をゲット。
"松山キラー"のワケを訊くと「ヒデキの近くでプレーしていると、この調子、これでいいんだ、って思えるんだ」と松山を自らの調子を計るバロメーターにしていると打ち明ける。1月13日の段階でフェデックスカップ、賞金ランクともに松山が僅差の1位でトーマスが2位。トーマスは先週のソニーオープン初日には「59」をマークするなどノリノリ。同世代の熾烈なバトルはこれからが本番だ。
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