バッバ・ワトソンの新契約がちょっとした注目を集めている。
これまでのタイトリストから韓国のボルビック社のボールにチェンジ。しかも、特注のピンクボールを使うという。ピン社のピンクのドライバーにマッチさせたこともさることながら、ボルビックというメーカーのゴルフボールを男子のトッププレーヤーが使用し始めたことが話題を呼んだのだ。
女子ツアーではそこそこに知られていたボルビック。バッバは、このメーカーのことをクレイグ・スタドラーからマスターズのチャンピオンズディナーで聞き知ったという。その後、ネットで調べていたところ、昨年のワールドロングドライブコンテストで使う機会があり、気に入ったとか。
普通なら入念にテストを重ね使用ボールを選ぶものだが、バッバの場合「一度打てば、それが良いか悪いかがわかる」のだとか。とくに「自分の声を聞いてくれるメーカーと組みたい」ということで、ボルビックと複数年契約を今年から結んだのだ。
バッバがこだわりを持つのはカラーボール。彼が使用するのは、同社のS4というボールだが、当初のラインナップは白のみだった。そこでピンクの"バッバカラー"を特別オーダー。ハワイの試合の練習日で使用していた。
ボールの場合、中身は同じでも色が変われば、それを登録してUSGAから認定されなければ試合で使用できない。しかし、バッバは今後ピンクだけでなく、グリーンなどを使用して、ラウンドごとにボールの色を変えるなど「より楽しいゴルフ」を目指しているらしい。「迷彩色も使いたい」とのことだが、それだとコースに同化してしまうのでは……。
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