米ツアーのジェイ・モナハン新コミッショナーが、早速動き始めている。まずはスケジュール変更に着手するようだ。
具体的には、昨年、オリンピックのために開催が7月になった全米プロが、今度は5月に開催されるように調整しているということだ。
「毎月、ビッグイベントがあり、アメリカンフットボールシーズンの前の8月にフェデックスカップのプレーオフで、盛り上がりの頂点にもなるような非常にパワフルなスケジュールにする」とし、大幅な変更になる模様だ。
全米プロは、PGAオブアメリカ主催で8月に開催されているが、2020年の東京オリンピック時には5月になる「可能性が十分にある」と同協会も示唆している。全米プロが5月になると、その5月に開催されていたプレーヤーズ選手権が3月に移動。プレーオフシリーズが8月に始まって、最終のツアー選手権を9月の第1月曜日の休日に終わらせる計画とか。
といっても、現実にスケジュールが大きく動くのは早くて2019年のこと。もっとも可能性が高いのが2020年だとされている。というのも、米ツアーは、2021年までテレビ各局との契約を結んでいるが、放映権が高騰していることから、これを解約して、2018年に新契約を結び直すようなのだ。これに伴って、スケジュールの変更を行う可能性が高いというのが大方の見方。
ツアーがさらに活性化するのは良いのだが、これで、毎月1回は"眠れない週"がくるということか。
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